耄碌(もうろく)への入り口
耄碌(もうろく)
「耄碌」という熟語の意味は、
「老いぼれること」
「年を取った結果として、記憶力・思考力などがひどく衰えること」
です。
12日土曜日。
天気は曇り気味の予報ながら、雨の心配はなさそうだったので
まるぱんばーばへ久しぶりに行きましょうと、木曽川サイクリングロードへ。
今にも泣き出しそうな雲になったり、でも北の方は青空が覗いていたりな感じ。木曽川CRはとても静かだった。いつものように犬山城を眺めて名鉄鵜沼駅前を通過して、少しだけR21を。このところはバイパスが出来たおかげでずいぶん交通量が減ったものの、路側帯も狭く走りやすいわけでは無いので黙々と。
坂祝町からは木曽川沿いに作られた「ロマンティック街道」を使って美濃太田まで。県道に格下げされた益田街道で川辺町に。
と、一直線に進んで到着したのは10:30頃だったか。
久さしぶりにお会いしたご夫婦と新年のご挨拶をして、まだパンが沢山選べる時に来ることが出来たのでお持ち帰りと食べていく分をじっくりと選べることが出来た。
出来たてのまるぱんは、本当に美味しい。
キャラメルクリームと、たまごサラダをいただく。
食べてる時にはもう、ひっきりなしにお客さんがやってきて、
小さなお店に行列が。頑張って走ってきてよかった。
ちらっとパンが並べれられてるカウンターを覗くともう、
選択の余地がなくなりつつあった。大人気になっててとても嬉しい。とても素敵な真面目なご夫婦なので、本当に応援したくなる。ちょっと距離があるので頻繁に来ることは出来ないのが
辛いところではあるけれども。
ガラス越しに挨拶をして、さぁ、ここからは全くノープラン。
静かな里山を越えて美濃市へ回ろうか、ちょっと南に下って明治村方面へ回ろうか・・いろいろ考えてたけどパンのスイッチが入ったのでもう一軒、パン屋さんへ行こう。今日はもう、のんびり走ろう。。と、これまた久しぶりにフジムラさんへ向かうことに。
マッシュルームカフェの前を通る。強烈な磁力を感じながらも振り切って(景色がいいんですよここ)梨畑がたくさんな山之上を通ってR418へ。しばらく走ると左側にぽつんと建屋が見えるのが
ベッカライ フジムラさん
移転前にも何度か来てたけど、この新店舗は久しぶりの2回目。
クリームパンがやたら美味しかったなー。
今日はハードなやつを。雑穀パンとドミニカ・ドロップという名前のチョコレートを練り込んだカンパーニュをそれぞれハーフで。
サドルバックに詰め込んで、のんびりと西へ。
畑が広がる道をぼぇぇぇっと。これからどうしようかなぁ・・・
と、ひとしきり西に5kmほど走った時、立ち止まってスマホで現在地を確認。迫間越えて各務原のうどんでも食べようか。。ぼんやり思い立って右のグローブを外してスマホを取り出す。
あれ??
右手のグローブのドライインナーが無い・・
グローブを外した時に落ちちゃったかと辺りを見渡すも無い。
ジャケットのバックポケットにも無い。
現在地どころではない。風で飛ばされてしまったのかと周りを探してみるも見つからない。
おかしい。
フジムラに到着したときは確かに着けていた。
もしかしたらフジムラで落としてて気づかずにここまで走ってきた?
うそーーーん。いくらなんでもそれはないだろ?
田舎道で一人自問自答。
でも、ここに無いって事は、その可能性も無いことはない。
戻ってみるか。
と、戻って走ってる間も、「いや、いくら何でもインナー着けてるの忘れて走るかなぁ。戻っても無駄なんじゃなかろうか。。と、
自分に疑心を抱きながら、それでも速いペースでペダルを回して
店の前まで来た。
・・寂しく転がってました(笑)
右手にインナーをはめず気づかず5km走ってました。
何事も無かったかのようにインナーをはめて、何事もなかったかのように走り出しましてw
15時頃、自転車でお世話になってるクラブの隊長さんとお会いする約束があるのでもう少し、時間がありそう。
関市を回って帰ろうか、とR418を西へ。
関に寄ったら関珈琲牛乳はマスト。近所にも売ってくれないかなぁ。美味しいのよこれ。
長鉄を眺めて、時間は13時過ぎ。
この先に岐阜では有名なラーメン屋さんがある。
この時間ならそんなに並ばなくても入れるんではないかと、
期待しつつ向かう。
まずは、この店の基本の「えびそば」を食べるべきなんだろうけど
最近の流行にすっかり流されてつけ麺をオーダー。
ほんのり海老の香りが漂うスープ。
麺との相性もなかなかなものでさすがです。
岐阜にはいくつかお弟子さんの店があって、どれも個性的で
繁盛してるけど、納得納得。
と、
つけ麺を食べ終わってまったりしてる時に隊長からTel。
「早くおいで~」
はい、只今~w
R156を使って頑張って走るも、微妙に向かい風になったりして
思うように速度が出ない。お腹いっぱいだし。
愛知県一宮市に入って、ヤレヤレもう少し、と思って走ってたら
「パッシュ~~~ン」と豪快な音を立てて前輪に降臨。
ただでさえお待たせしてるのに更にお待たせさせてしまったとさ。
それでも快く迎えていただき、今年始めておあいしてしばらくお話して帰路に。
しかし、インナーしてないことに気づかず走るとかないわー。
やばいかも。。
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